《WordPress仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書》
みなさんこんにちは。WordPressの世界に入門してもうかれこれ10年にもなるのに、いまだに入門レベルから抜け出せない斎藤彰重です。
そんな私は、今日も新しい”WordPress入門”を読んで学習してしまいました・・
今日読んだのは
《WordPress仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書 (Webデザイナー養成講座)》
です。
ターゲットのレベル感でいえば
初級を終了して中級レベルに行こうとしている人向け
あたりかと感じました。
この参考書では、WordPressのサイトの骨格を構成しているPHPファイルのすべてをひとつずつ詳しく解説してくれています。またそれらのPHPのどの部分をイジればどのようにカスタマイズできるかを、簡単でありながら必要十分なだけ解説してくれています。
またこの参考書では、「とあるリゾートホテルのサイトを構築する」という設定でチュートリアルを進めてくれています。
この「ホテルのサイト」というところが、とても嬉しく感じましたね。
ビジネスのウェブサイトはスッキリと整理整頓されていることがもっとも大事だと私は思います。ホテルのビジネスに当てはめてみれば、スッキリしているホテルは宿泊してもきっと快適なはずですから。
なので「ホテル」を舞台に選ぶのは正しいチョイスだと思います。
また、ホテルというビジネスでの商品は、いうまでもなく”宿泊”ですが、これが複雑です。
宿泊ひとつにしても、シングル、ツイン、和室、洋室、朝食つき、朝食なし・・などなど、いろいろなバリエーションがあります。
この参考書では、“バリエーションの多様な商品構成をいかにわかりやすくお客様に見せるか”という点でのサイト構築、そして情報の整理の基本を、詳しく解説してくれています。
こうしたバリエーションはホテルビジネスに限らないわけですので、この”ホテルのサイトの構築”を実習することで、あなたの他のビジネスにもスムーズに応用することが可能になるでしょう。
さらにこの参考書では
管理画面をカスタマイズする方法
自分でプラグインを作る方法
なども、イントロだけではあるけれども詳しく解説してくれています。
そういう意味で「とりあえずサイトは構築できた。次は・・」の部分まで誘導してくれているのが、とても嬉しいですね。
またこの参考書はPHPのカスタマイズのポイントについて詳しく解説してくれているので、
いつも机のそばに置いておき、「あれ?アレってどうするんだっけ?」というときに折に触れて開いてリファレンスする
という使い方に最適だと思いました。