説明文のないマニュアル


LEGOのマニュアルでは、文章での説明はまったく書かれていない。全部 ”図” だ。

子供向け”デュプロ”でも大人むけ”TECHNIC”でも同じ。民族や人種や文化や年齢が違っていても、これなら世界共通で理解できるからだ。イケアもこの理屈だ。

カール・セーガンは 『結局のところ、エイリアンとコミュニケーションするときは”数字”で会話することになるだろう』 と言っていたが、まさにそのとおりだ。

LEGOの場合も、その言語の基本は”数字”である。レゴのブロックのあのポッチが最小単位の”1”になっている。

しかし、そうはいっても、子供向けの場合は、部品の形状で識別するのはまだ難しいので、それぞれのパーツは、明確なかわいいカラーで区別できるようになっている。
このカラー区別でまず理解し、次に形状で区別できるように知能が発達するようになっている。


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