《すてきなホリデイ》


今日鑑賞するのは、2000年作の《すてきなホリデイ》です。
この曲はケンタッキー・フライド・チキンのクリスマス・キャンペーン向けに書き下ろされたものです。

近づいている 冬の足音
耳を澄ませば 聞こえる鈴の音・・・

寝ぼけた頭に 響く目覚ましを
手さぐりで 止めたあと 雪の気配
始まりを告げる すてきな季節が
Happy holidays, happy holidays
What a glorious time of year!
すやすやと眠る 子供達の手に
抱かれたテディベアも もう待ちきれない

クリスマスが今年もやって来る
悲しかった出来事を 消し去るように
さあ パジャマを脱いだら 出かけよう
少しずつ白くなる 街路樹を駆け抜けて

華やぎ始めた 街は急ぎ足
贈り物決まる頃 黄昏てく
かじかんだ指を ママが温めるね
Happy holidays, happy holidays
What a glorious time of year!
大切なものは みんなそばにある
穏やかな毎日が 続くぜいたく

クリスマスがもうじきやって来る
うれしさをかくせない 犬や猫まで
もみの木に灯る明かりをうけて
いつもよりやさしそうな パパの目が笑ってる

クリスマスは誰にもやって来る
もしひとりぼっちでも 淋しがらずに
心に住むサンタに呼びかけて
幼い頃の夢を 思い出してごらんよ

クリスマスが今年もやって来る
悲しかった出来事を 消し去るように
さあ パジャマを脱いだら 出かけよう
少しずつ白くなる 街路樹を駆け抜けて

まず全体に、上等の絵本のページをめくるようにクリスマスの情景が綴られていくのが美しいですね。そして、

寝ぼけた頭に 響く目覚ましを・・・

華やぎ始めた 街は急ぎ足・・・

もみの木に灯る明かりをうけて・・・

というように、『朝〜午後〜夕暮れ』という時間の流れの表現が素晴らしいです。

さらに、

クリスマスは誰にもやって来る
もしひとりぼっちでも 淋しがらずに
心に住むサンタに呼びかけて
幼い頃の夢を 思い出してごらんよ

こうやって、家族や仲間たちでクリスマスを楽しむ人だけでなく、ひとりで過ごす人にも寄り添う光を与えているところも絶妙です。
ケンタッキーのフライドチキンを一人で食べる人もたくさんいますからね!

このキャンペーンソングは2000年に始まりましたが、2019年の現在でもずっと愛用されています。
もう今では、「この曲を聴くと”あぁクリスマスだな”という気分になる」「この曲を聴くとケンタッキーフライドチキンが食べたくなる!」という方も大変に多いです。
そういう意味で、CMソングとしてこれほど成功している曲はないと思います。

これほど息の長いロングセラーな曲なのは、ひとえにこの曲が「名作絵本のような世界」だからだと思います。

また、他のクリスマスソングの定番であるマライア・キャリーやワムの楽曲と違い、これはファミリーが主人公なのです。
それもまた、この曲がロングセラーである所以だと思います。


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