《幸せの探し方》


いきなり降り出した 夕立ちのあとで
虹を見つけた時 心は踊るよ
ささいな出来事

彼のシャツ パジャマ代わりに はおったそのままで
遅い朝迎えてまどろむ 内緒の週末
髪の毛も乱れたままで キッチンにすわって
コーヒーの湯気の向こう あなたがあくびする

そんな短い一日の くり返しだけど
小さな幸せは どこにでもあるの
私のまわりに

オフィスに向かう バスの中 誰かと目が合って
おろしたてのヒールの痛み 忘れて微笑む
いつもの公園のベンチで 日差しを浴びながら
子供達の笑い声 聞こえる昼下がり

そんなすてきな瞬間が 散りばめられてる
明日に出会えると 信じて眠るの
幼い日のように

まず、“週末の朝のキッチン”、そして“月曜の朝の通勤の風景”、そして“平日の午後”、そして“夜のベッドタイム”と、ある1週間の日常の平凡なスナップ風景が気持ちよく織り込まれています。

平凡な日常のささやかな繰り返しに感謝する。
その積み重ねをポジティブに生きていく。
愛に満たされて生きていく。

これがまさに竹内まりやの世界です。大ヒットした曲ではないですが、この《幸せの探し方》がいちばん代表曲なんじゃないかな、と私は思いますね。

そんな「人生を肯定する」というテーマをすばらしく映像にしてくれたのが、1993年のAGFコーヒーギフトのCMです。

薬丸裕英・石川秀美ご夫婦が堺正章さんのところにAGFコーヒーのお中元を持って挨拶に行く・・というストーリーのCMです。

コーヒーの湯気の向こう あなたがあくびする

薬丸さん石川さん堺さんの笑顔がとても印象的なCMでした。あ〜自分もAGFのコーヒーを飲んで、こんな穏やかで幸せな日々を過ごしたいな。そう感じたものです。

コーヒーがうまく登場して、いい役回りを演じているところがさすがですね。
AGFのコーヒーとともにある、こんなに穏やかで幸せに満ちた生活。。。


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